訪日旅行者に人気のコンビニは?FUN! JAPANオンライン調査結果を発表

アジア地域No.1規模の“日本好き”コミュニティサイト『FUN! JAPAN』を運営する株式会社Fun Japan Communications(本社:東京都港区、代表取締役社長:藤井 大輔、以下Fun Japan Communications)は、台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インドのアジア7カ国に対して、日本のコンビニの認知度や好きなコンビニについて調査しました。日本への関心が高い100万人以上のFUN! JAPAN読者の“イマ”をご紹介します。PICK UP

  • 日本にあるコンビニの認知度は?
  • 日本でわざわざコンビニに行く理由は?
  • 一番好きなコンビニってどこ?なんで?

<調査概要>
調査方法:FUN! JAPAN読者へのオンラインアンケート
調査時期:2019年11月22日~12月23日
サンプル数:2,453

まずは訪日経験をチェック
FUN! JAPANの展開国(台湾・香港・タイ・マレーシア・インドネシア・ベトナム・インド)のユーザーは、基本的に「日本好き」ということもあり、台湾、香港のみならず、タイやマレーシアを含む東南アジア諸国の回答者も、訪日経験者が比較的多いです。また訪れた場所についても、東京のある関東地方、大阪や京都のある関西地方のみならず、白川郷や黒部ダムが人気の中部地方、雪や新鮮な魚介が人気の北海道、地理的にも近い九州地方と、日本全国に広がっています。

日本にあるコンビニの認知度は?
訪日経験の多い台湾人、香港人にとって、日本にあるコンビニは、日本人がイメージする通りの認知度といえます。タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インドといった他の国においては、海外への展開具合が認知度につながっているようです。
台湾と香港においてはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソンと続き、ミニストップやNewDaysも他の国より認知度が高いです。他の国においては海外展開に積極的なセブンイレブン、ファミリーマートは認知度が高いです。ローソンは国によってばらつきがあり、特にベトナムではミニストップの認知度が、セブンイレブン、ファミリーマートに次いで3位と特徴的。
ちなみにセブンイレブンは台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナムを含む世界各国に広く展開しています。ただし、アジア圏ではエリアライセンシーという、出資関係のない名前貸しの形態がメインで、ロイヤリティ収入型です。

日本で行ったことあるコンビニは?
台湾と香港においては、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンと続き、ミニストップやNewDaysも他の国より「行ったことがある」と答えた人の数が多いです。他の国においては、セブンイレブン、ファミリーマートが多いです。ローソンは国によってばらつきがあり、特にベトナムではミニストップが、セブンイレブン、ファミリーマートに次いで3位と特徴的です。
つまり「行ったことのあるコンビニ」については、前述の認知度と、ほぼ同じ傾向といえます。

日本でわざわざコンビニに行く理由は
お弁当やパン、スナックやアイスといった食べ物や、飲み物を買いに行くのが主な目的。次いで化粧品などの生活用品の購入率が高いです。これらすべて、その場で自分が必要としているものだけでなく、お土産用としても購入しているようです。日本限定のお菓子、日本限定のパッケージのもの、日本製品の化粧品、キャラクターものなど、コンビニは、日本土産となるものが安価に揃っている場所ともいえます。
ちなみにインドは、事務用品と答えた方も多く、ビジネス目的の訪日が多いからと見られます。

一番好きなコンビニってどこなんで?
利用したことのあるコンビニに限定して、一番好きなコンビニを1つだけ選んでもらったところ、国によってかなりばらつきが出るという興味深い結果となりました。

台湾ではローソンが一番人気
ローソンは台湾に出店していないですが、逆に、その「日本にしかない」という点が、ローソン人気の理由のひとつのようです。リピーターの多い台湾人訪日旅行者だけあって、コンビニ商品のトレンドを押さえている人も多いです。季節限定商品やコラボ商品はもちろんですが、生クリームが美味しいと好評だったプレミアムロールケーキをはじめとする、クオリティが高いスイーツは、日本好き台湾人の間では話題に上がるようです。

香港ではファミリーマートが一番人気
ファミリーマートは香港に出店していないですが、人気旅行先の台湾、韓国、タイには出店していることもあり、香港人にとって馴染みのあるコンビニです。また「ファミチキ」が異様な人気で、他のコンビニにもフライドチキンはあるものの、「日本のコンビニフード」といえば「ファミチキ」と名前が挙がるほどです。「日本旅行の必食グルメ」として、長年、不動の人気を誇っています。

タイセブンイレブンが一番人気
タイにおいて、コンビニのなかでセブンイレブンの店舗数が一番多いので、認知度が高いといえます。また日本においても、セブンイレブンは店舗数が多く、豊富なラインナップという印象を持っているようです。特に「セブンイレブンプレミアムのスイーツは美味しい」と、日本旅行好きのタイ人の間では話題になります。特筆すべきは、セブン銀行のATM。タイで発行されたキャッシュカードやクレジットカードも使えるだけでなく、タイ語にも対応しているので、安心して使えるようです。

マレーシアはファミリーマートが一番人気
マレーシアのファミリーマートのイメージは、まさしく”日本のコンビニ”のようです。サービスや、食べ物のクオリティは、他のコンビニに比べて良いという印象を持っているそうです。「お弁当が美味しい」「おでんやおにぎりの先駆者(他のコンビニもファミリーマートを真似して売り始めた)」「トレンドを押さえている」などの生の声も上がりました。陳列している商品の例(https://www.familymart.com.my/products.html)を見てみると、日本人にもお馴染みのラインナップが!
ちなみにマレーシアにおいて、コンビニの最大手はやっぱりセブンイレブンですが、そこから”日本”を連想する人は非常に少ないようです。

インドネシアではセブンイレブン一番人気
かつてインドネシア現地にもあったセブンイレブン。現地からは2017年に撤退してしまいましたが、日本旅行中にセブンイレブンを見つけると、親近感から、立ち寄るようです。また、ATMは追加料金がかからない点が良いようです。他のコンビニと同様、商品は手頃な値段なので、訪日旅行中に食事をコンビニで済まし、食事代を節約するということもあるとか。
ちなみにインドネシア現地では、ローソンとファミリーマートが展開していて、今後も伸びていくといわれているそうです。

ベトナムファミリーマートが一番人気
日本のコンビニの中では一番早くベトナムに出店したため、認知度が高いです。「日本の」コンビニであることをアピールするためか、ドラえもんとのコラボ商品を多く発売することで、若者に人気があるようです。対してセブンイレブンは、ベトナム全国で28店舗と数が少ないです。MINISTOPは、ベトナムへの事業拡大に成功しているイオン系列のコンビニなので、今回の調査結果では一番人気にならなかったものの、知名度は高いようです。お菓子だけでなく、カップ鍋など、ユニークで利便性が高い商品を販売することで、度々、話題になっています。ちなみに常夏のベトナムでは、冷房が効いていて、飲食スペースに無料WIFIサービスまでもがあるコンビニは、庶民の強い味方だそうです。

いかがでしたか?台湾の例ですと、台湾現地にローソンはないのに日本のコンビニとしては1番人気。マレーシアの例ですと、ファミリーマートは現地で1番人気のコンビニ。コンビニ各社ともに、人気の獲得の仕方は様々ですね。
インバウンドを狙う場合でも海外売上を強化したい場合でも打ち手は様々で、自社にあった打ち手を選択することが大事です。FUN! JAPANはインバウンド支援、海外展開支援の両方に対応しています。
詳細は、FUN! JAPANサービス紹介(http://fj-com.co.jp/asia-biz/ )へ。

[Fun Japan Communicationsについて]
アジア地域No.1規模の”日本好き”コミュニティ『FUN! JAPAN』を運営(2019年7月時点のWebサイト月間ユニーク訪問数170万人、 Facebookファン数467万人、会員数100万人)。現地消費者目線で多国展開する『FUN! JAPAN』の圧倒的メディア力と、そこで蓄積されたデータ、さらには消費者との直接的な繋がりを基にデジタルとリアルの施策を組み合わせ、 100社以上のお客様に対して訪日や海外商品の売上拡大をサポートしています。

[本件に関するお問合わせ先]
株式会社Fun Japan Communications 安原(ヤスハラ)・林(ハヤシ)
TEL 03-6402-5521
E-mail  inquiry@fj-com.co.jp
URL https://fj-com.co.jp/contact/

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