プレスリリースは、企業や組織がテレビ局や新聞・雑誌社、ニュースサイト運営社などのメディア・報道関係者に対して、新製品や新サービス、イベント開催など自社の新たな活動報告を発表する公式文書のことです。
広告と違って、取り上げられることが目的の文書のなので広報活動としての役割を担っています。
メディアを介して一般消費者に届けられるため、公共性・信頼性が高いものとされています。
だから、タイトルや本文で「売り込み」を匂わせるメッセージを伝えることは「取り上げてもらえない」ことの大きな原因になります。
しっかりとした事実を具体的に書いていく必要があります。
ジョイントベンチャー、アライアンス、コラボ、業務提携のプレスリリースを書く場合どんな点を注意する必要があるのでしょうか?
いくつか解説していきます。
タイトル
タイトルは出来るだけ、簡潔で必要な情報が全て凝縮されてないといけません。
ジョイントベンチャー、アライアンス、コラボ、業務提携の自社の名前、
そして相手先の会社の名前は必須です。
さらに、どんなサービスを世に出すのかということも簡潔にまとめましょう。
まとめると以下のようになります。
『〇〇社と△△社がコラボを発表!〜〜〜〜の新サービスを開始。』
本文
プレスリリースの本文も簡潔さが欠かせません。
文章構成
5W2H、つまり、Who(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)、How(どのように)、How much(いくらで)という7つの視点から文章構成を考えてみましょう。
文章量
文量としては、A4一枚に収まるくらいが読んでもらいやすくなります。
ビジュアル
さらに、図・イラストや画像を挿入することによって、より読者に想像してもらいやすくなります。
理解度が高まれば当然拡散してもらえる確率も上がります。
データ・添付資料
プレスリリースの信頼性を上げるために、プレスリリースの内容を支えるデータがあれば入れておくと良いです。
より詳しい情報をお求めの方のために添付資料を入れておくことも有効です。
ただし、添付資料はメールでプレスリリースを送る場合など先方に良い印象を与えない場合もあるので、資料のURLを載せることも有効になります。
日付
新サービスのリリース日などは重要な情報になります。
確実に入れ込みましょう。
URL
プレスリリースは、主にインターネット上で拡散されるものなので、URLの記載は必須と思って間違いありません。
内容に興味を持ってくれた人が記事を読んでそのまま離脱してしまうのは非常にもったいないことです。
URLを貼っておくことで自社サイトに見込み客を引っ張ってくることができるので、必ずURLを貼りましょう。
連絡先
連絡先はあらゆる連絡ニーズを網羅できるように、電話番号、メールアドレス、チャットのIDなど入れておくことが大切です。
電話番号だけだと問い合わせしにくい人もいると思いますし、気軽に連絡できるメールアドレスを入れることでそれが解決できます。
会社情報
自社と提携相手の両方の詳しい会社情報を載せておくことが鍵です。
社会的信用性を上げるためにも会社名だけでなく代表者名や業種、本社住所なども入れるようにしましょう。