2013年に設立され、北京の海淀区にに本社を置くBitmainは現在、香港、シンガポール、米国の3ヵ国に研究開発センター、中国、米国、イスラエル、オランダ、スイスの5ヵ国にオフィスを構えています。仮想通貨のマイニングおよびマイニング機器Antminerの生産において、グローバルにブロックチェーン業界をリードしています。また、世界最大のマイニングプールであるAntpool.comとBTC.comの運営も行なっています。Bitmainは現在も高度成長期にあるブロックチェーン技術エコシステムのリーダーとして、幅広いブロックチェーンプラットフォームとスタートアップをサポートし、業界とコミュニティの開発に積極的に参加しています。
Bitmain HP: https://www.bitmain.com
◆実績
Bitmainは2013年に設立した会社でありながら、今年CBinsightが発表したユニコーンランキングでは、世界13位のメガコーンとして13ビリオンUSD(日本円で1兆4300億円程度)の時価総額を誇る企業です。Bitmainの主要な収入源であるマイニングマシン「Antminer」は、ASICの世界シェア70%を占めています。最近では、DMG Blockchain Solutionとパートナーシップを締結し、米国テキサス州に世界最大のマイニング施設を設立したことで注目を浴びました。
また毎年、世界最大のマイニングカンファレンス「World Digital Mining Summit(WDMS)」を開催しており、今年10月に開催されたWDMS2019ではマイクロソフトとパートナーシップ契約を締結し、反響を呼びました。
〈Bitmainの子会社について〉
1. Antpool社
主にマイニングプールの運営を行なっており、ビットコインのマイニングシェアは、全世界の1割程度を占めています。2018年には、ブロックチェーン業界では異例のバスケットボール界を代表するNBAチーム「Houston Rockets」とのスポンサー契約を締結し、ブロックチェーン業界だけでなく社会全体の成長に貢献しています。
2. BTC.com社
ビットコインのマイニングシェア世界一を誇るBTC.comは、全世界で約2割程度のマイニングシェアを担っています。
Bitmainの子会社だけでマイニングの世界シェアを3割以上占めており、仮想通貨業界にとって非常に影響力の大きい企業です。
◆技術
マイニングの効率は、PCの計算速度、ハッシュレートが直接的に影響します。低いハッシュレートでは、ランニングコストに対して効率的な収益を得ることはできません。そこで、ハッシュレートを一気に引き上げ、高効率のマイニングを行うために作られたのがマインングマシンです。
現在、仮想通貨のマイニングで用いられているマシンは主に「ASIC」「GPU」「FPGA」の3つであり、Bitmainが発売しているAntminerシリーズは「ASIC」に当たります。計算力、電力効率ともに他2つよりも優れ、BitcoinとLitecoinなどASIC耐性のない通貨に向いています。
Bitmainが発売を開始した最新のマイニングマシンである「アントマイナーS17+」のハッシュレートは73TH/sで、同40Jと比較しテラハッシュあたり10%増の電力効率で動作します。T17+は最大64TH/sで、同50と比較しテラハッシュあたり10%増の電力効率となっています。また、新製品に搭載されているデュアルチューブ放熱技術により、製品内部冷却の効率化、冷却用ファンの動作音の低減を実現しており、吸気口と排気口の間のスペースの50%削減に成功しました。
◆日本市場開拓
TEAMZが日本のブロックチェーン関連企業へBitmainのマイニングマシンの提供を行います。
Bitmainのマイニングマシンはすでに中国市場やその他の広い領域においても実績が豊富である一方、調達が難しいと言われています。今後は日本の市場のポテンシャルに期待し、スムーズな顧客獲得チャネルの確立、日本のブロックチェーン市場の拡大、ブランドの影響力の拡大を目的とし、TEAMZと共にサービスを提供していきます。
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