株式会社東洋館出版社(本社:東京都文京区、 代表取締役社長:錦織圭之介)は、ダニエル・T・ウィリンガム著、恒川正志訳『教師の勝算: 勉強嫌いを好きにする9の法則』を2019年4月26日に刊行します。
本書は、ハーバード大やヴァージニア大で研究を重ねた世界最高の認知心理学者が、最新科学に基づく教育理論を余すことなく解説した1冊です。
書籍URL: https://www.amazon.co.jp/dp/4491036829/
○教育者なら誰もが感じる疑問に、最新の脳科学が答えます。
- 人はなぜ勉強が好きではないのか?
- なぜテレビの内容は全部覚えているのに、勉強したことは全部忘れるのか?
- なぜ抽象的な事を理解するのは難しいのか?
- 暗記には意味はあるのか?
- ドリル練習には意味はあるのか?
- 初心者が一流の科学者のような思考方法を身につけることはできるのか?
○「なぜテレビの内容は全部覚えているのに、勉強したことは全部忘れるのか?」
──『スター・ウォーズ』から学ぶ教育理論
私たちは、『スター・ウォーズ』のような長編物語でも、そのストーリーを簡単に覚えることができます。
しかしそれが、数学の公式や歴史上の出来事、見慣れない英単語だったらどうでしょう。
勉強となったとたんに、理解することも覚えることも難しくなってしまいます。
著者であるダニエル・T・ウィリンガム教授によると、科学的に見て「脳は勉強が苦手」なため
そうなってしまうのは無理もないことだと言います。
しかし、なにも為す術がない訳ではありません。
教育者にはこの困難を乗り越えられる、科学的な「勝算」があります。
『スター・ウォーズ』のストーリーは簡単に覚えられるのであれば、その脳の仕組みを逆に利用すればよいのです──。
●『スター・ウォーズ』理論を用いて、「第二次世界大戦」授業構成を改善した例
スター・ウォーズ理論を用いた授業の改善例
- 最新の科学的知見に基づく教育理論を9つの法則にまとめた本書は、教育関係者や保護者のみなさんにとって必読の1冊です。
○世界中から絶賛の声
ウィリンガム氏の教えは学校現場の外にも十分に応用できるものです。
子を持つ親や、企業の研修担当者など、「学び」に関わるすべての人に一読の価値があるでしょう。
──ウォール・ストリート・ジャーナル誌
教育関係者はこの素晴らしい本をきっと大好きになるでしょう。
ウィリンガム氏は、認知科学がもたらした偉大な研究成果を、分かりやすく説得力のある言葉で解説します。
それがどのように「学び」を向上させ、学習者を奮起させられるのかを示すのです。
──マサチューセッツ工科大学(MIT)教授、ジョン・ガブリエリ
■著者紹介
ダニエル・T・ウィリンガム
1983年にデューク大学で心理学の学士号を取得、1990年にハーバード大学で認知心理学の博士号を取得する。1992年からはヴァージニア大学で教鞭を執り、現在は心理学の教授を務める。
2000年ごろまではもっぱら、学習と記憶の脳内基盤の研究に集中していた。現在の研究の関心は、K‐12(幼稚園から高校3年まで)の教育への認知心理学の応用に向いている。American Educator誌に「Ask the Cognitive Scientist」というコラムを書いている。本人のウェブサイトはhttp://www.danielwillingham.com。
[書籍情報]
書 名:教師の勝算: 勉強嫌いを好きにする9の法則
著 者:ダニエル・T・ウィリンガム
翻訳者:恒川 正志
判 型:四六判
頁 数:384頁
発売日:4月26日
価 格:本体価格2300円+税
ISBN:978-4-491-03682-3
発行元:東洋館出版社
URL:http://www.toyokan.co.jp/book/14/b451574.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4491036829/