どこまでがリアルで、どこからがフェイクか。
コラージュと機械学習による顔写真を通して、リアルとフェイクの境界線を問う写真展。
ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパンのクリエイティブ・ディレクター、そして写真家であるPablo Yano(パブロ・ヤノ)が、注目を集めた昨年の写真展に引き続き今年も写真展を開催。
今年は、同じくジオメトリー・オグルヴィ・ジャパンにてストラテジストとして活躍するVik Kumar(ビック・クマール)とコラボし、コラージュと機械学習による顔写真を通して、リアルとフェイクの境界線を問う写真展「フェイス/フェイク? (FACEFAKE?)」で話題を呼んでいます。
写真展
https://bit.ly/36wOPoG
期間:2020年1月31日(金)〜2月6日(木)
開催場所:トランク(ホテル)https://trunk-hotel.com/access/
アクセス:明治神宮/原宿 徒歩6分
*入場無料
AIが生成した「この世に存在しない」人物の写真。
そのあまりのリアルさに驚き混乱した私はふと、こんな疑問が浮かんだのです。
どこまでがリアルで、どこからがフェイクなのか、と。
その答えを求めて、半ば実験的な写真展を行います。
2つの展示物があります。
ひとつは、実在する個人やカップル、そしてご家族を構成する一人一人のポートレートを私が複数撮影。
それらを一枚のポートレートに集約したデザインコラージュ写真を展示。
もうひとつは、Vikram Kumar氏とのコラボレーションで私が撮影したポートレート画像をコンピュータが機械学習。
自動的に生み出された「新たな」ポートレート写真をそのまま展示します。
どちらの展示物も、ベースは私が撮影したこの世に存在する友人らのポートレート写真です。
だからこそ、どこまでがリアルでどこからがフェイクなのか。
一緒に楽しく答え探しをしていただけたら嬉しいです。
—Pablo Yano
PABLO YANO(パブロ・ヤノ)
ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパン
クリエイティブ・ディレクター
日本で産声をあげ、フランスで青春を謳歌。やがて日本に戻って20年。
現在東京にてクリエイティブ・ディレクターとフォトグラファーの2つの顔で活動するパブロ矢野。
そんな彼が近年夢中なのがポートレート写真。
イマジネーションとクリエイティビティ、そしてエスプリの利いたヤノイズムの結晶だ。
例えば、2019年1月の「一人十色展」。
ひとりひとりに宿る多様性をインパクトあるコラージュ写真で展開。
それをプリントしたTシャツを自ら毎日のように着ては、人々の心をざわつかせることを楽しんでいる節あり。 今年は何をやらかすのか。
VIK KUMAR(ビック・クマール)
ジオメトリー・オグルヴィ・ジャパン
カスタマーエクスペリエンス&コマース プリンシパル コンサルタント
スーパマリオブラザーズを自分で作りたいと、10歳のころからプログラミングを始め、
ネットワークケーブル設置から基幹システム開発など、IT全般を業務として一通りこなす、文系エンジニア。
機械学習を早くからプログラミングに用い、人工知能、自然言語処理などの学術論文を見ながら自ら実装をするなど、人間の心を機械に関連付けるものに強い関心を持っている。
以上