第一葉株式会社(代表:龐志達、本社:東京都港区、以下「第一葉」)は11月20日より、特定技能試験対策講座をAPPリリースした。現在は外食業1業種だが、年内には全業種をカバーする予定。長期低迷している日本経済、少子高齢化がもたらす労働人口不足問題はますます深刻化している。その中で、2019年4月より特定技能ビザが新設され、政府は本格的に外国人労働者を受け入れることに踏み込んだ。それは日本社会にとって、単純労働力の増加だけではなく、様々な文化を持つ人々が新たな刺激を与えてくれる機会ともなる。それは「情熱の輸入」である。
その第一弾として、「特定技能試験対策」をAPP化した。サービス名は「てらこや」。
だが、その制度を実行するには、様々な問題を解決しなければならない。例えば「企業面接のやり方」、「ビザ申請サポート」、「来日後サポート」などがある。そこで、第一葉は一連の業務をAI・ビッグデータなどを使って一つのAPPで解決できるように、独自でシステムを開発しているという。
特定技能制度は14業種に限定されており、そのビザを取得するには「特定技能測定試験」と「日本語能力試験」に合格する必要がある。外国人にとってこの二つの試験は難関であるため、業界では試験対策講座を提供し始めている。相場は7万円ほどだ。
しかし第一葉のAPPは100円だそうだ。代表の龐にその理由をたずねると、
「まず、自分も外国人として来日した当初、お金がなくて非常に大変な思いをしたことがあるから、後輩たちには負担をかけたくないからです。
さらに、負担を必要以上にかけてしまうと、不法就労・犯罪率向上の温床になりかねないので、企業と社会治安の面で考えると、弊社は100円と設定しました。
それから、APPは広範囲でコンテンツ配信ができるので、地方の日本語学校に通う留学生も情報差別化なく教育が受けられる、その後いかに地方でステイしてもらうのかについても弊社の使命として考えています。」と答えてくれた。ユーザー視点と地方活性化についてよく考えて事業戦略を練っているようだ。
今後の動きについて、企業広報担当者は以下の4点を教えてくれた。
1. 12月中は全業種の対策講座をiOSとAndroid両方でリリース
2. 12月上旬は複数の日本語学校と業務提携
3. 12月中旬は海外の大学と業務提携
4. 12月下旬はビザ、就職に関するワンストップサービスをリリース
新しいサービス満載のようだ。第一葉はどこまでサプライズをしてくれるのか、引き続き注目していきたい。
APP(Beta)は下記のURLよりダウンロード
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.z41612021.yoz
レファレンス:
冒頭のイメージ https://tuchong.com/(孫黛涵)