ソニー株式会社(以下、ソニー)は、2019年11月11日(月)より渋谷モディ1階のソニースクエア渋谷プロジェクトで、新プログラム「Shibuya Town with aibo ~自由にプログラミング編~」を実施します。本企画は、自律型エンタテインメントロボット「aibo(アイボ)」と触れ合え、さらにaiboと協力することでパートナーとしてともに成長していく過程を体験できるコンテンツ「Shibuya Town with aibo」の第二弾です。
ソニーは、同日よりaiboの多様な利用シーンの実現に向け、企業や団体、教育機関、個人を含む様々な商品・サービス等との連携を推進すべく、aiboのソフトウェアAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェイス)を一般公開するライセンスプログラムを開始します。aiboの開発環境(Web API)をユーザーに提供することで、誰でも簡単にaiboのオリジナルの動きをプログラミングできるようになります。プログラミング初心者向けのツールとなる「aiboビジュアルプログラミング」は、ドラッグ&ドロップが中心の簡単な操作で、初めてでも使いやすいインターフェースにより、子供から大人まで取り組みやすい内容になります。
ソニースクエア渋谷プロジェクトでは、イラストで描かれた温かみのある渋谷の街の模型の中で、「aiboビジュアルプログラミング」を使って、いち早くaiboのオリジナルの動きが体験できます。aiboがモデル風のウォーキングをしたり、ストリートパフォーマンス風の動きをしたり、自由に動かすことも可能です。また、ジャンルの異なる三人のクリエイターとも共創し、それぞれオリジナルのaiboのふるまいを制作しました。ロックバンドOKAMOTO’Sのドラマーであるオカモトレイジさん、ファッションモデルの小谷実由さん、マルチクリエイターのパントビスコさんという個性豊かなクリエイターたちの、オリジナルのaiboのふるまいを見ることができます。
【ロックバンドOKAMOTO’Sオカモトレイジさんがオリジナルのaiboのふるまいを制作!テーマは“子育て”】
11月11日(月)の開催初日には、共創クリエイターのOKAMOTO’Sのオカモトレイジさんが登場しました。今回オカモトさんがaiboのオリジナルのふるまいを制作するにあたって、掲げたテーマは“子育て”。aiboは「背中をなでるとか、子供でも反応させられるようなプログラムを組めることが分かりやすいです」と話し「プログラミング経験がゼロでも、簡単に親子で楽しめるのがいい」と語りました。
【オカモトレイジさんが語るソニーとの“共創”。次に描く“テクノロジーと音楽の融合”とは】
今回、共創しての感想を「プログラミングを組むことが初めてで楽しかった」と話し、また「大人がプログラミングをして、子供と一緒にaiboの動きを楽しむことができる」と子育ての一環としても楽しめる魅力も語りました。
音楽アーティストであるオカモトさんとして、他にaiboでやってみたいことを聞かれると「シンセサイザーの音に連動して動くことが出来れば、aiboにダンスをさせたりしてミュージックビデオの制作もできるのかなと思います」と今後の音楽活動にも活かせると感じたようです。
最後に、「今後ソニーとどんな共創をしてみたいですか?」と聞かれると、「ゲーム機で楽曲制作をしてサウンドクラウドにアップできると面白そうだと思います。世界中にソニーのゲームファンが多いので、ソニーの昔のゲーム音楽やゲーム内の効果音を使って遊べたら盛り上がりそうだと思いました」とソニーのテクノロジーと音楽の共創についても夢を語りました。
《ソニースクエア渋谷プロジェクト開催コンテンツ詳細》
「Shibuya Town with aibo 」 ~自由にプログラミング編
■期間:2019 年 11 月 11 日(月)~ 2020 年 1 月 下旬
■場所:ソニースクエア渋谷プロジェクト(東京都渋谷区神南1 21 3 渋谷モディ 1 階)
aiboと触れ合え、さらに aibo と協力することでパートナーとしてともに成長していく過程を体験できるコンテンツ「 Shibuya Town with aibo 」の第二弾。
- 《Contents.1 aibo×渋谷のまち》
舞台はイラストレーターのSTOMACHACHE.(ストマックエイク)によって描かれた、渋谷の街。「aiboビジュアルプログラミング」で体験者は誰でも簡単に、aiboのオリジナルの動きを作ることができます。モデル風のウォーキングや、ストリートパフォーマンス風の動きなど、自由にプログラムを組むことができます。aiboを通じて自由な発想でプログラミングをして頂き、aiboの新しい可能性をぜひご体感ください。自分ならではの動きをするaiboの写真を撮影し、SNSに投稿すると、オリジナルステッカーをプレゼントいたします。
STOMACHACHE. (ストマックエイク)
ミヤザキノブエ( 1984.7.17 )とトモエ(1986.7.18 )のオルタナティブ姉妹。
家を自分で建てた元牧師の父のDIY精神を受け継ぎ、イラスト・zine・Tシャツ・木工・刺繍・映像の制作している。
- 《Contents.2 クリエイター制作 オリジナルふるまい》
ジャンルの異なるクリエイターがそれぞれの視点で「aiboを通じて自己表現しよう!」をテーマにaiboのオリジナルのふるまいを制作しました。そのふるまいを動画にし、制作過程のメイキング映像と合わせて展示します。ロックバンドOKAMOTO’Sのドラマーであるオカモトレイジさんは「子育てaibo」、ファッションモデルの小谷実由さんは「猫まねaibo」、マルチクリエイターのパントビスコさんは「潜水aibo」という、個性豊かなふるまいを見ることができます。
【コラボレーションクリエイター】
オカモトレイジ(OKAMOTO’S)<音楽アーティスト>
1991年生まれ、東京都出身。中学校の同級生で結成された4人組ロックバンドOKAMOTO’Sのドラマー。 2010年CDデビュー。デビュー当時は年間平均100本を超えるライブを展開し、海外公演等も積極的に実施。 幅広い音楽的素養を生かし、DJとしても活動中。4月から全国ツアー「OKAMOTO’S 10th ANNIVERSARY LIVE TOUR 2019″BOY”」を敢行し、6月27日(木)にはOKAMOTO’S史上“最初で最後”の日本武道館ワンマンを開催した。10周年イヤーに向け、ますます加速を続け精力的に活動を続けている。
小谷実由<モデル>
1991年生まれ。東京都出身。
ファッション誌やカタログ・広告を中心に、モデル業や執筆業で活躍。
一方で、様々な作家やクリエイターたちとの企画にも取り組む。昭和と純喫茶をこよなく愛する。愛称はおみゆ。
パントビスコ<マルチクリエイター>
イラスト、ムービー、コピーライティングにおいてマルチに表現を行うクリエイター。Instagramでのフォロワー数は50万人を超える。これまでに3冊の著書を出版し、現在は雑誌・WEBで8本の連載を抱える他、広告ディレクション、企業コラボやTV出演、アニメ原作や作詞など業種や媒体を問わず活躍の場を広げている。
- 《Contents.3 aiboのふるまいウォール》
ソフトウェアAPI公開時のふるまいの中から、「くしゃみをする」「あくびをする」など、動きに特徴のあるふるまいを60種類ピックアップし、映像化。タブレットで壁一面に表示します。aiboが「人間になって走り回る夢をみる」など意外な姿に注目です。
- 《Contents.4 ワン!クエスチョン》
第一弾では、今後「aibo といっしょにどんなことがしたい?」をテーマに、来場者からたくさんのアイデアが集まりました。第二弾では、ソフトウェア API公開をきっかけに、「今後aiboが活躍する場面は?」をテーマにアイデアを募集。壁一面に書き込まれたアイデアでイマジネーションを膨らませます。
- 《Contents.5 Photo Spot》
イラストレーターのSTOMACHACHE.によって描かれた、カラフルな渋谷を背景に、イラストのaiboと一緒に写真撮影ができます。aiboオーナーの方々は、ご自身のaiboと一緒に撮影することも可能です。
さらに期間中、参加者のクリエイティビティを広げ、次世代のクリエイターを生み出すソニースクエア渋谷プロジェクトの継続的なワークショップ「Square Program(スクエア プログラム)」として、学生や若手クリエイターを対象にaiboとアートを掛け合わせたワークショップを開催します。aiboの動きをプログラミングして新しいアートの表現に挑戦し、12月19日にコンペティションで作品を発表します。審査員として、オリジナルふるまいの制作でも共創したパントビスコさんも参加予定です。
<ソニースクエア渋谷プロジェクト 概要>
【場 所】渋谷モディ1階(東京都渋谷区神南1-21-3)
【営業時間】11:00~21:00
※年中無休 但し1月1日、渋谷モディ休館日及びイベント準備期間は除く
※年末年始は渋谷モディ営業時間に準ずる
情報は下記サイトで更新いたします。
ソニースクエア渋谷プロジェクトサイト:https://www.sony.co.jp/square-shibuyapj/
※記載されている商品名などはソニーおよび各社の登録商標あるいは商標です。
■aiboソフトウェアAPIの公開を開始
ソニーは、aiboの開発環境としてソフトウェアAPIを11月11日より一般公開します。このAPI公開はaiboのライセンスプログラムである「aiboデベロッパープログラム」を通じて実施します。またプログラミング初心者向けのツールとなる「aiboビジュアルプログラミング」もあわせて公開しました。このAPIの特長として、一般的なロボットのAPIとは異なりプログラムを実行したときにaiboの心理状態により異なったふるまいをすることがあります。aiboらしさを残しつつプログラミングを楽しんで頂くため、aiboの感情を尊重したAPIとなっています。