■日本自然保護協会がカシオ計算機とアカウミガメがモチーフのプロトレックを共同開発
■2社の共同開発による絶滅危惧種がモチーフのモデルは、2018年の「イヌワシモデル」、2019年の「オオルリシジミモデル」に続き3本目
■時計の細部にまでアカウミガメの特徴を盛り込み、パッケージもアカウミガメが安心して産卵できる砂浜をイメージしたこだわり抜いたデザイン公益財団法人日本自然保護協会(会員約2万5千人、理事長:亀山 章)は、カシオ計算機株式会社とのコラボレーションを通じて、絶滅危惧種の「アカウミガメ」をモデルにした、腕時計プロトレックを共同開発しました。
2018年の「イヌワシモデル」、2019年の「オオルリシジミモデル」に続いて3本目となる本モデルは、4月上旬からの限定発売です。
今回は、絶滅危惧種でもあり、日本の砂浜を主な産卵地とする北太平洋のアカウミガメをモデルにしました。パッケージもアカウミガメが安心して産卵できる砂浜をイメージしたこだわり抜いたデザインになっています。この時計を通じて、アカウミガメも安心して産卵できる自然豊かな砂浜を守る活動を支援できます。
<ウミガメと砂浜の危機>
ウミガメは名前のとおり普段は海でくらしていますが、産卵の時期には自然豊かな砂浜が必要な生きものです。夏の日差しが降り注ぐ砂浜に卵を託し、1億年以上にわたって命をつないできました。砂浜はウミガメの命のゆりかごなのです。しかし、今、日本の砂浜は消失の危機に瀕しています。道路や宅地の開発、コンクリートブロックによる護岸、地球温暖化などがその原因です。日本自然保護協会では、ウミガメが安心して産卵できる砂浜を守り続けるため、砂浜を見る目を持つ人を増やし、海洋保護区を広げていく活動に力を注いでいます。
<特別モデルのこだわり>
今回のモデルでは、砂浜をイメージしたグレーのケースに、そこに育つ植物をイメージしたグリーンをフロントボタンに配色。更にアカウミガメの甲羅をモチーフとしたベゼルと、卵を模した白いサイドボタンを採用し、砂浜で産卵するアカウミガメを表現しました。バンドはアカウミガメが生息する北太平洋をイメージしたスケルトンのブルーをベースに、12時側のバンドにはアカウミガメが砂浜を歩く際に残る特徴的な足跡を、6時側のバンドには卵からかえって回遊の旅に泳ぎ出た子ガメとアカウミガメの学名「Caretta caretta」をあしらいました。また、バックライトを点灯させると日本で生まれた子ガメが、太平洋を回遊して成長し、親ガメとなって日本に戻り産卵する一連の軌跡が浮かび上がる仕様としました。裏蓋にはアカウミガメと「LIFE with BEACH」のメッセージを刻印。ウミガメたちが安心して産卵できる砂浜をイメージしたパッケージと合わせ、細部に至るまでこだわり抜いたデザインに仕上げています。
▲PRG-330CC-5JR
▲ベゼル部 甲羅の刻印
▲バンド印刷
▲バック刻印
▲ライト点灯時の絵柄
基本情報
発売日:4月上旬(予定)
価格:¥30,800(税込)
仕様
●タフソーラー(ソーラー充電システム)●10気圧防水機能
●ワールドタイム:世界48都市(31タイムゾーン、サマータイム設定機能付き)+UTC(協定世界時)の時刻表示
●日の出・日の入時刻表示
●方位計測機能:16方位・方位の角度(0 ~359°)を計測、方位連続計測(60秒)、東西南北をグラフィック表示、ベアリングメモリー(方位の角度、記録した方向を示すグラフィックを1本メモリー)、磁気偏角補正機能、方位補正機能
●気圧計測機能(計測範囲:260~1, 100hPa)、気圧傾向グラフ(過去42時間分を表示)、気圧差グラフィック、気圧傾向インフォメーションアラーム(特徴的な気圧の変化が起こった場合に矢印と報音でお知らせします)
●高度計測機能/相対高度計(計測範囲:-700 ~10,000m)、高度メモリー(計測月日・時刻・高度を最大30本マニュアルメモリー、自動記録データ:最高/ 最低高度、オート積算(上昇/ 下降)メモリー)、登山記録データ14本(最高/最低高度、オート積算(上昇/下降)メモリー)、高度差計測(-3,000 ~3,000m)、計測間隔設定機能(5秒/2分
毎)※最初の3分間のみ1秒毎
●温度計測機能(計測範囲:-10 ~60℃)●ストップウオッチ(1/ 10秒、1000時間計、スプリット付き)
●タイマー(セット単位:1分、最大セット:24時間、1秒単位で計測)
●時刻アラーム5本(1本のみスヌーズ機能付き)・時報
●バッテリーインジケーター表示
●パワーセービング機能(暗所では一定時間が経過すると表示を消して節電します)
●フルオートカレンダー●12/24時間制表示切替●耐低温仕様(-10℃)
●操作音ON/OFF切替機能 ●LEDバックライト(フルオートライト、スーパーイルミネーター、残照機能、残照時間切替(1.5秒/3秒)付き)
●フル充電時からソーラー発電無しの状態での駆動時間機能使用の場合:約8ヵ月パワーセービング状態の場合:約23ヵ月
※高度計は気圧変化を高度に変換する相対高度計です。気圧が気象条件により変化すると、計測値の高度も変化します。